
横手商工会議所青年部 令和7年度会長 菊池 宏太
【所 信】
日本は今、急速な高齢化と人口減少という大きな転換点にあります。横手市においても過去20年間で約2万人の人口が減少しており、この課題に対応するためには、私たちも地域経済の担い手として挑戦し、歩み続ける必要があります。
このような時代だからこそ、私たち青年経済人には「CHALLENGE(チャレンジ)」が不可欠です。「CHALLENGE」の中には「変化」を意味する「CHANGE(チェンジ)」が含まれています。私は、このCHANGEとは、単なる環境の変化ではなく、自身の意識や行動も変えていくという意味だと捉えています。小さなCHALLENGEでも良いので、継続していくことで、1年後の自身の成長に繋げられると考えています。昨年度の「JUST DO IT」まずはやってみよう!の精神を引き継ぎ、新たな挑戦と変革に取り組んでまいりましょう。
私たちのチャレンジは、まず自己の成長から始まります。例えば、新しいAIツールを業務に取り入れてみる、他単会のメンバーと交流の機会を増やす、健康維持のために週に数日の運動を習慣化する、あるいは将来の可能性を広げるための資格取得に挑戦するなど、一人ひとりが小さな一歩を踏み出すことが大切です。こうした個人の成長の積み重ねが、自社の事業をより強く、より魅力的にしていくのではないかと思います。
そして、会員企業それぞれが発展することで、横手という街全体の魅力と活力を高めていくのです。魅力的な企業が集まる街は、若い世代にとっても魅力的な場所となり、結果として人口定着や、一度市外へ出た方々の回帰につながるはずです。
令和7年度は横手商工会議所青年部にとって30周年という大きな節目の年です。先輩方が築き上げてこられた歴史と交流の数々、そしてこれまでのご尽力と会へのサポートに、深い敬意と感謝を申し上げます。この記念すべき節目を、会員一同で意義深いものとし、未来へつながる事業として成功させたいと考えています。
地域の未来を明るいものとするため、会員一人ひとりがそれぞれの挑戦をし、変化を恐れず、この地域の未来を支える礎となりましょう!
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